なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

ミニマリストは思想であって肩書きではない。名乗ったからといって簡単にはなれません。

どうも。物を持たない生活とは真逆の

物欲まみれのなぞちゅう(@nazotyuu)です。

 

知り合いにミニマリスト界隈近況を見て感じたことを

ブログ書きますねって言ってしまったんで、書こうと思います。

 

って言っても、もうあらかた語られた感があるし、自分よりも

全然うまく書かれてある増田さんやらブログやらがあるんで

詳しくはそちらをご覧頂くとして

fujipon.hatenablog.com

kutabirehateko.hateblo.jp

今回のはてなミニマリスト界隈の騒動で自分が一番懸念したのが上のいつか電池が切れるまでさんが命名した?ライフスタイルネズミ講

と増田で書かれた貧困女子の問題ですね。

 

ミニマリスト最高!!

皆◯◯さんみたいにミニマリスト目指そう!!

これかの時代はミニマリストの時代!!

ミニマリストをやっていない人はどうかと思う!!

ミニマリストになれば今の苦しい状況から変われる!!

ミニマリストやらないとか信じられない!!

 

こういう風になってしまった人も中には見受けられたので

今回みたいなミニマリスト叩き騒動みたいになったんだろうなと。

その最たる人が例のビックカメラに行ったことを書いた人

なんじゃないかと。

 

もうこの字面だけみたら、確かにネズミ講っぽいというか

もうミニマリスト教とも言える宗教ですよねw

 

この状況を見たら普通の冷静な人は違和感覚えるし、

この状況は違うんじゃないのと言う人が出てきて当然です。

 

特に僕の中で腑に落ちたブログ記事がこの2つ。

http://dobonkai.hatenablog.com/entry/minimalist8"

nogreenplace.hateblo.jp

ドボン会長が言っている目的と手段の事を上手く例えて表現されたのが

泡沫さんのギタリストの例えだと思います。

 

ミニマリストは物を捨てることで幸せになれる。

それは正しいんだけど、物を捨てることが目的になったら本末転倒というか

もう何でもかんでも捨てて、しまいにはカーテンも捨てました。

みたいな人を見たんですけど、それは違うだろうと。

 

僕自体もミニマリストのことについてちょっとだけつぶやいたけど

 

ミニマリストの本質は物を捨てまくることではなくて

実はいらなかったものを捨てて

自分の好きなものに囲まれて暮らす

だと思います。

 

それこそ、断捨離のやましたひでこさんとか

人生がときめく片付けの魔法のこんまりさんとかも

同じようなことを言っていた気がしますし。

 

今例をあげた断捨離も人生がときめく片付けの魔法もかなり

一世風靡したミニマリストと同じような思想なので

今回のミニマリストもきっとあと少ししたら、一昔前の思想に

なってしまうのかもしれません。

 

こういうのは本当にダイエットとかと同じで星の数ほどの

様々な方法が生まれては消えて、ブームとなり消費されます。

 

問題はその色々ある考え方や方法を自分なりに取り入れて

継続して間違えること無く実践し続けられるかじゃないでしょうか?

 

ミニマリスト最高ですかぁ?」

「さぁいこぉでぇ~す!!」

と某宗教のコールアンドレスポンスのようなことをやっていたら

それはライフスタイルネズミ講と言われてもしかたありませんw

 

「とてもいい考え方だと思うので、ぼちぼち自分のペースで

 実践してみます。うまくいくかはわかりませんけどね。」

くらいのスタンスで望むほうが案外うまくいくんじゃないですかね?

 

思想は星の数ほどありますし、これからも沢山の思想が生まれては

消えていくでしょう。その思想を上手く自分の中で理解、解釈して

活かしていくように心がけることが大事じゃないかなと思います。

 

最後にもうひとつだけ。

杉下右京さん風に)

貧困女子という言葉で表現してしまいましたけど、

現在は働けど働けど、我が暮らし楽にならざりな時代なので、

女性にかぎらず生活そのものがミニマリストにならざるを得ない人もいる

でしょうし、その人達からしたら、ミニマリストは、

もしかしたら今の暮らしを抜け出せるかもしれないという希望の星に

見えてしまうのも仕方がないかもしれません。

 

それだけ今の時代は失敗できない時代、無駄が出来ない時代なんでしょう。

ピースの又吉直樹さんが芥川賞取ってどうやらものすごく本が売れている様ですが

皆が面白いと言っている、確実に損をしないものを買うという考えからしたら

その現象も納得ですし、とてつもなく大ヒットするものと、全く売れないもの

という2極化がこれからはますます進むでしょう。

ちょっと前のビジネス書が猫も杓子もアドラーだらけだったことなども

同様だと思います。

 

そうなるとやはり、俗にいうキュレーターと呼ばれるいいものを選択して

オススメしてくれる人に皆は注目し、群がります。

今回のミニマリスト騒動もその流れの一貫だったのかもしれません。

 

ただ、その良いものをオススメするキュレーターを選ぶのは

自分自身です。

キュレーターの人の意見を見て、聞いて、自分の目できちんと

見極めて取り込んでいくということを忘れないようにしたいものですね。

 

とりあえず、今日はここまで。

 

でわでわ、またね。