なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

コンプガチャとRMTと評価経済社会

今日ニコニコ動画タイムシフト
岡田斗司夫さんのニコ生岡田斗司夫ゼミを見ました。


僕は岡田さんが大好きで昔から著書は読ませてもらってますし、
いつまでもデブと思うなよ。
でレコーディングダイエットもやって成功しました。
(現在はリバウンドしましたけど・・・)

ちなみに今は文庫版で決定版が出ているので、
未見の方はこちらをおすすめします。
レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫)
レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫)
クチコミを見る

で今回その中でコンプガチャ規制問題が出てきました。
コンプガチャってなんじゃらほいと言う方はリンクを見てください。
岡田さんも問題がどんな問題かご存じなかったみたいで、
PCで見ながら考えていましたが、
簡単に言うと携帯ゲームのシステムでレアなアイテムを
ゲットするのにリアルのガチャガチャよろしくゲームの中でも
ガチャをやってアイテムを出すシステムのことです。

そのアイテムがあればゲームを有利にすすめることが出来るというわけ。
そのアイテムを出すためには課金(1回300円程度)しなければなりません。
1回にかかる金額は少額でも、レアなアイテムを出すために何回もやってしまう。
これは現実でも同じですね。

ただ、ゲームの場合お金を払うという感覚がないために、子供たちが
見境なくやってしまい、高額請求が来ること
また、出たレアなものをオークションなどで販売し、
利益を出している人もいる
RMTリアルマネートレード、仮想通貨をリアル通貨に替える)
というのが問題の大まかなことのようです。

岡田さんはニコ生で
「なるほど~イカサマなわけね。(笑)」
と言っていました。

まぁなんとわかりやすいんでしょう ( ̄ー ̄)


「合法かどうかの見解が出るまでは野放しになってしまうから
野放し状態になるのはしょうがない。
嫌悪感はあるが規制されるまでは合法なんだ
だから落とし所は心を強くしないとねというところになる。
週に一回国民運動で1日使わないとかしますか。」
とも言っておられました。

たしかに今の段階での僕らが取れる行動は
元をたつ
なんでしょうね。

レコーディングダイエットで岡田さんは
新幹線のワゴンのお姉さんが来るたびに買って食べちゃうから
移動手段を新幹線から飛行機に変えたと書かれてました。

このことから言えるのは携帯を持たないになるんでしょけど
一度便利なものをもってしまったら不便なところに戻るのは
そうそう簡単にはいかないでしょう。

さっきのコンプガチャの説明にもあったように、
リアルの商品では、このコンプガチャのような
「ランダムに出てくる特定のアイテムを組み合わせることで他の景品を入手出来るくじ」
というような商品は、「絵合わせ」「カード合わせ」といって
景品表示法で禁止されています。

規制が入るとのニュースに軒並みソーシャルゲーム会社の
株価はストップ安になったみたいです。

このことで考えたのは岡田さんが提案していた
評価経済社会というもの
評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
クチコミを見る

簡単に書けるものでもないですが、
要約すると、これからは貨幣経済は終焉に向かい、
その人物や物の評価が貨幣の様に流通するようになる
というものです。
(本当に簡単に言っているので詳しくは本を読んでください)

たしか以前のニコ生ゼミにおいて
岡田さんはニコ生(インターネット放送)
SNSmixi.やフェイスブック)の次に来るものにあげておられました。

そしてそこで、
「昔は個人が放送局を持つなんてありえないって言われていたのに、
今では皆がニコ生で彼氏の悪口なんかを皆に放送できるようになってる。
だから個人が通貨を発行するっていうのも当たり前にやるようになるんじゃないか」

って言っていたんですね。
この言葉を聞いた時、僕は個人で通貨は発行できても
みんなが共通価値として持てる通貨は何個も発行されて
使う用途によって何個もの通貨が流通するっていうのがちょっとピンと来なかったんです。

それよりは小さな政府よろしく、日本の中にある一定の人数が集まった国(コミュニティ)が
それぞれ通貨を発行するって方がまだイメージできたんですね。

で今回の問題で最後のほう岡田さんもネット疎開という言葉で言っていましたが、
ネットの中にリアルと同等の国(コミュニティ)が出来て、その中の仮想通貨を
皆が貨幣として使うようになるなら、成立する過程としてはありえるなと思ったんです。

以前(今もありますが)セカンドライフという仮想空間がありました。
セカンドライフではRMTが公認されていたんですよね。
つまり仮想通貨とリアルのお金は今も実は換金されているんですね。

日本でも一時大々的に取り上げられましたが、
爆発的に普及しませんでした。
理由はPCスペックが当時はかなり必要だったことと、
アメリカの会社が立ち上げたので
やはり英語が出来ないとコミュニケーションを取るのがキツイ
というのがあったと思います。

仮に日本版セカンドライフ(仮想国家としましょう)が出来たらmixi
急速に広まった様に日本人はこぞってやるようになるんじゃないかなと思ったりします。
実際自分のアバターを作って仮想空間でコミュニケーションするという
アメーバーピグは大人気ですからね。

評価経済は今取り沙汰されていて、
有識者の見解では
評価は数値化出来ないから貨幣経済には取って代わらないんじゃないか
ということで語られているみたいですけど、
岡田さんは貨幣経済はそのまま残るというか
前の経済体系に依存してその上に載っかる感じになるのでは
と言われているので貨幣経済の仕組み自体が無くなるとは
言われていなんじゃないかと思うのです。

僕はさっき言ったように色々な仮想国家が出来て、
その中の仮想通貨を評価の報酬として
他人に与えるっていうのはありえるのかなぁと思い、
久しぶりに長々と書きました。

評価経済は理想郷じゃなく本当に良い物、悪いものが名前の通り
バッチリ評価されてしまう社会。

そんな社会でもあなたが好き。応援するから頑張って。
と言ってもらえる人間になりたいもんです。


でわでわ、またね。