なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

ありがとう泉くん。さようなら木場くん

「夏の暑い中で人間一皮むける重要な一日とかさ、重要な体験ってのは

あると思うんで、それと入道雲ってセットになってる気がしますね。」

 

これ昨日NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で

映画監督の細田守監督が作品に入道雲も書く理由として話していた

ことなんですけど、確かに暑い夏はどこか人間の生死というか

生きる力をなんとなく感じる季節かもしれないですね。

 

戦争が終わった時期だからというのもあるかもしれません。

とにかく人の生きる力というか生命力みたいなのを感じる

季節だなと確かに感じます。

 

どうも、なぞちゅう(@nazotyuu)です。

そんな夏の生死感みたいなものを感じていたら

なんとも凄く残念な訃報がありました。

 

Yahooニュースのトップにあがっていましたし、

しばらくTwitterのトレンドも「科捜研の女」、「木場くん」といった

ワードがトレンドにあがっていました。

 

それこそちょっと前まで何気にテレビでよく見かけたので

「ああ、ごくせんの子か。」とか「科捜研で見たことある」という人は

多いでしょう。一般の方はそういう認識ですよね。

 

ただ、僕は特撮好き(特オタ)なのでどうしても

仮面ライダー555の木場くんというイメージが強いです。

むしろ泉くんと呼ばずにしばらく彼を見たら

木場くんと呼んでいたくらいでしたから。

 

僕は平成ライダーの中で一番好きな作品をあげてと言われたら

龍騎か555と答えてます。この2つはホント甲乙付け難くて

もう永遠のツートップかもしれません。

 

この2つの作品に共通するのは

主人公と対になる強烈な個性を持った第二の主役がいる

ということになると思います。

龍騎の場合は秋山蓮、555の場合は泉くんが演じた木場勇治。

 

特に木場くんは555の主人公、乾巧とホントに紙一重で

ダークサイドに落ちてしまった感じがします。

 

もし、ちょっとでも、きっかけがあれば、上手く運命の歯車が噛み合えば

十分巧の側になれた存在。

オルフェノクという怪人になっても最後まで人間と共生する道を

探り、最後まで仲間を思い、最後まで自分の信念を貫いた。

 

木場勇治という存在はホント仮面ライダー555という作品の中で

とっても魅力的なキャラクターでした。

http://nazononaka.hatenablog.com/enty/2015/04/05/210000

少し前に仮面ライダー4号の感想を書きましたが、

4号は実質仮面ライダー555完結編といった内容だったのですが、

泉くんはこれを見て天国に旅だったのでしょうか?

 

否、たぶん見たからこそ安心して天国に旅だったのかな?

と思わずに要られません。

きっと木場勇治というキャラクターは泉政行という俳優に取って

絶対に需要な幹を作ったキャラクターだったと思うのです。

 

そんな木場勇治を倒した乾巧という人物の最後の生き様を見て

亡くなったと信じたいし、そう願ってやみません。

 

泉くん、あなたの演じる木場勇治はもう見れませんが、

僕はあなたの演じた木場勇治というキャラクターが

それを演じてくれた泉政行という俳優が大好きでした。

ありがとう泉くん。

ゆっくり休んでください。

 

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