なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

2018.2.20 そんなの出来ないよとマイナスから入ることと考えるんじゃない感じるんだの意味

また朝起きるのを失敗したので

2日分の記事を書く。

 

まぁぼちぼちやっていけば良いかなと思っているが、

どうも自分が朝早起きして電気ストーブを使った結果

今月の電気代がとんでもなく高くなったみたいで

ちょっと申し訳ない。

 

現在奥さんと自分は同じ職場で働いているのだが

奥さんに仕事を教える際にもっとスピードをあげて

やってほしいということを話すと

奥さんは

「一生懸命やってる。これ以上は無理だよ」

と答えた。

 

仕事限らないのだけども、どうも自分は

このマイナスから入る感覚が損してるんじゃないか

と思っている。

 

まぁたまたまこの発言が自分の身内から出たけども

結構こういういきなり否定から入る人に自分は

結構遭遇している。

 

もちろん本人としては一生懸命やっていると

思うのだけども、何かこう伸びしろを

自ら否定しているように思えるのだ。

 

今のやり方だから出来ないのか?とか

もっと何か道具を使えば出来るのかとか

こう改善の方法をとりあえず考えてみて

やってみてそれでもダメな状態になって

はじめてやっぱり無理ですって言う流れが

良いんじゃないかと自分は思うのだが。

 

ブルース・リーの有名なセリフに

「考えるんじゃない。感じるんだ。」

Don't think, feel!

というのがあるけども


Don't think! Feeeel!

 

これって感じるには考えるということが必要

ってことじゃないかと思うのだ。

 

冒頭のそんなの出来ないという時は

感じているのであって考えていないんじゃないかと。

 

考えるって実は感じる状態からもうひとつ段階を

掘り下げないといけないものだと思う。

 

ただ自分も直感というか感じるのを優先する時もある

けど、やはりこれって車輪の両輪でどっちかに比重が

偏ってもダメなものな気がする。

 

ちなみにこのブルース・リーの言葉には続きがあるそうで

 

実はこの言葉には大切な部分がもう少し続いていて、全部書くと、

Don’t think. feel! It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.

というセリフになっています。

訳してみると、

考えるな!感じろ!それは月を指差すようなものだ。指を見てちゃ栄光はつかめないぞ!

というような訳になると思います。

実はこれ、禅問答が元になっていて、古仁屋中学校の文書を引用させていただくと、

ある書物の意味をたずねた修道女に導師は「私は文盲なのでどんなことが書いてあるのか、本を読んでくれないか」と答えると、その修道女は、
「あなたは字も読めないのに,どうしてこの話の意味を私に説明できるのでしょうか。」
すると道元導師はこう答えたのです。

「真実は言葉とは何の関係もない。真実は空に見える明るい月に例えることができます。
言葉は、この場合には、指に例えることができます。指は月の位置を指すことはできますが、大事なのは指ではありません。
指にこだわっていては月を見ることはできません。真実にたどり着くには指を越えてその先の月を見なさい。」

- 引用元:古仁屋中学校資料

指を見ていても、月は見えない。
真実を見据えれば、言葉がわからずとも真実にたどり着ける。

この部分、非常に含蓄に富んでいますよね。

 

ということらしい。

目の前のことだけを感じるのではなく

先のことを考えられる人間になりたいものである。

 

今日はここまで。