なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

2018.4.5 相撲女人禁制問題で「伝統とは最先端のこと」と言った先輩の言葉を思い出す

 

暴行事件や貴乃花親方の騒動で大変な

相撲協会が連日紙面を賑わせてますけど

女性は土俵から降りてと言った事件を見ていて

改めてタイトルの伝統って最先端ってことを

考えちゃいました。

 

そもそも相撲の女人禁制って実は明治以降のことで

そもそも伝統と呼べるのか?みたいなことは結構

SNSでも言われてるみたいですね。

この記事の中にある論文の

「相撲における女人禁制の伝統について」を少し

端折って読みましたけど、凄く面白かったです。

ちょっと引用すると、この中で筆者の方が

本当に相撲は古くから女人禁制を取っていたのだろうか。

筆者は明治期にに神道の穢れ感を利用して女人禁制いう伝統が虚構されたと考える。

あるいは相撲における女人禁制の伝統は

1400年の歴史を持つをされる相撲にとっては非

常に歴史の浅い伝統であると言ったらよかろうか。

神道や仏教の女性差別確立までの流れと同様に

相撲も女性を差別する必要があって

その理由づけとして

汚れ感などが後付されたと考えられるのである。

 と書いてます。

いやぁロックですね。

 

実は常識と思われている慣習が意外と蓋を開けてみると

よくわかんないうちに出来上がった慣例であるというのは

意外にありますよね。

 

女性が男性にお茶汲みをしないといけないとか

料理は女性がするものとかそれだと思います。

 

そもそも伝統というのは自分も昔はそうだったんだが

今までに築かれてきた過去のことだと思いがちです。

でも伝統とは最先端のことなんだよねと僕の学生時代の

先輩に言われてはっとなったんです。

 

伝統というのは時代に合わせてアップデート

されていくものなんですよね。

 

僕が大好きなスーパー戦隊なんかはまさにそれで

時代が進むにつれてその時代の色をきちんと

取り込んで上手く変化させてきたからこそ

今もずっと愛されて続いているんだと思います。

 

今の時代だからこそ出来る相撲のあり方を

もう一度構築していけるかが今後に繋がるんじゃ

ないでしょうかね。

 

個人的には相撲は好きなので

いい方向に頑張ってもらいたいと思います。

 とにかく倒れた舞鶴市長さんの容態が

安定しているようでそれが何よりです。

 

慣習や常識を自分の中で上手くアップデート

させていけるように考えていきたいですわ。

 

今日はこれまで。