2018.11.09 NHK朝ドラまんぷくの福子のお母さんに感じる嫌悪感はどこから来るのか？
どうも。（@nazotyuu）です。
皆さん突然ですが、NHKの
朝の連続テレビ小説見てますか？
今は安藤サクラさんが主演で
チキンラーメンを作った安藤百福を
モデルにしたまんぷくというやつを
やっていまして。
なぞちゅうは結婚するまで
NHKの連ドラを欠かさず見るという
習慣がなかったんですけど、
奥さんが欠かさず見るのにつられて
見るようになりました。
ちなみに何かと批判も多かった
半分青いも見てました。
半分青いの話はまぁ置いておいて？
いや最後に関わってくるかもしれない
ですが、ひとまずまんぷくの話。
ここからまんぷくを見ていない人には
申し訳ないんですけど、
まぁおつきあいください。
今日Twitterで知り合いとまんぷくの
松坂慶子さん演じる主人公福子の
お母さんにこう嫌悪感というか
何とも言えない嫌な気持ちになるんです
っていう話をしたんですけど、
その理由をこう上手く説明出来なくて。
うまく説明できないからひとまず
つらつら書いてみます。
この松坂慶子さん演じるお母さん。
ホームページの人物紹介を
引用すると
感情の起伏が激しく、
気位が高い武士の末裔であることを
誇りとしており、
夫に先立たれて暮らしが傾いてからも
品格を大事にしながら娘たちを育ててきた。
非常に心配性で娘たちの考えや
行動に細かく口を挟み
壁となって立ち塞がることもしばしば。
娘たちからは
「お母さんは何かと心配してなきゃ
生きていけないんじゃない？」
とからかわれるほど。
戦争をきっかけに福子や萬平と
共に暮らすようになるが
浮き沈みの激しい萬平の事業に
不平をこぼしてばかり。
しかし萬平はそんな不満を意に
かえさず突き進む。
二人の間で立ち回る福子の奮闘ぶりが
本作の見所の一つ
なんて書かれているんですけど、
不平のこぼし方がちょっと
尋常じゃない。
なぞちゅう的にこれはキツイなぁと
思ったのが
・何かあれば武士の娘です！
を理由に話を聞かない。
・戦後間もない時期の話とはいえ、
孫はまだか？子供は作らないの？
と娘の福子にしつこく言う。
・萬平の新しい事業の為に福子が
昔の親友のところにお金の工面を
お願いしに行った後でヘソクリの
300円をこれ見よがしに渡す。
あたりでしょうか。
いや、結局この人
娘を心配しているようで
結局自分が良いように
やりたいだけなんじゃないか？
そうとしか思えない言動と
態度なのがキツイ
ということなんだなあと書いていて思いました。
で、こういう人が現実に
今もいるということが
もっともキツイということ。
これが私のやり方だから。
こうした方が良いのよ。
あなたの為なのよ。
早く孫の顔見せてちょうだい。
アナタの為を思っていっているのよ
こんな言葉を今も平気で言う
年配の人がいて
ああ時代は平成も
終わろうとしているのに
こう価値観を縛られて
若い人に押し付けちゃう
人がいるのが変わらない
現状が辛いんだなと。
ちょっと前にオタクが
老害になってしまうのは
つい自分の経験を
若いオタクに伝えたい
生存本能のようなものだと
いうつぶやきを見たんですけど、
じゃあそうならないためには
もうすっと道を譲るしかないよね
というつぶやきを見てえらく
膝を打ちまして。
価値観、考え方、常識というのは
時代と共に変わっていくもの。
諸行無常なものならば自分の考え
というものもまたそうでいないと
いけない。
それこそ、自分が福子のお母さんの立場なら
そっとそばで応援し、道を譲る人間になりたいと
なぞちゅうは思うわけです。
このことから一番初めに話した
「半分青い」はなぜ
批判が起きたのか？も
自分の中では
脚本の時代のアップデートが
上手く出来ていなかったから
が、なぞちゅうなりの答えになります。
確かに歯の浮くような台詞回しは印象に
残りましたが、それって絶対言わないわぁ
という現実を見る結果になってしまったんです。
あまりに現実離れしてしまったのではないかと。
90年代のあの当時と同じ感覚でセリフ回しをして
様々な人物にイベントのタネを植えても
それにきちんと意味がなければ
見る側は冷めてしまう。
まんぷくが調子が良いのは一周回って
福子に感情移入できるから
ではないでしょうか？
とりあえず今なぞちゅうが感じているのは
こんな感じです。
重ね重ね言いますが、
後の者に道を譲れる人間になりたい。
そう思います。
久しぶりにえらい、真面目な感じで
書いてしまいました。
次の記事はおちゃらけるぞ！ｗ
今日はここまで。
