なぞちゅうのはてなブログRX

40代です。特撮とかガジェットが好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

2020.01.22 読書感想文 原晋 逆転のメソッド

 

というわけで読書感想文です。

原晋監督。

最近テレビで結構よく見る監督ですよね。

青山学院大学を箱根駅伝で優勝に導いた

監督っていうことでメディアに結構頻繁に

出ていらっしゃる方です。

 

本自体は5年前に書かれたもの。

KindleのUnlimitedでオススメに出てきたので

パラパラと見ました。

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

  • 作者:原晋
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/05/02
  • メディア: 新書
 

 

原監督、多分いろんな出版社から

声がかかったんでしょう。

マンガでわかるシリーズにも

なっていてちょっと笑ってしまった。

マンガでわかる 人を育て 成功を呼び込む 勝利への哲学

マンガでわかる 人を育て 成功を呼び込む 勝利への哲学

  • 作者:原晋
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2018/12/28
  • メディア: 新書
 

 

 実際本の中で

「箱根駅伝で優勝し次に何をやりたいか」

という質問に

「もしなんでも出来るのであれば

 相撲部屋の親方になって日本人横綱を育てたい。」

と言っているので根っからの挑戦者な人なんですね。

 

元々は中国電力の営業マンだった人なんですけど

縁あって青山学院大学の陸上部の監督に就任して

営業マン時代の哲学とかやり方を使って

生徒指導して見事優勝に導いたと。

 

やり方っていうのはすごい実はシンプルで

それぞれ選手に考えさせて目標を設定をして

それをきちんとこなしていく

という当たり前のことの徹底ですね。

一歩ではなく半歩先というのが私の口癖だが

壮大な目標をかけるのではなく、

手が届くところにある目標を確実に

達成していくことが大事なのだ。

その半歩が積み重なった時、

四年間でものすごい成長に繋がっていく。

という感じで。

俗に言うベイビーステップというやつですね。

何かを達成しようとするなら絶対に無謀な

計画設定をしてはいけないんですね。

 

あと、選ばれなかった選手に

選手選考の理由をきちんと伝えるって

話もあって、

 

やっぱり選ばれなかった選手は

悔しいしガッカリするだろう。

なぜ選ばれなかったのか

理由を聞きたいだろうし、

私が伝えた理由は

納得できるものではなかったら

やっぱり不満が残り自分を外されたと

思うかもしれない。

 

だから単に次も頑張れではなく

どうすれば次に選ばれるようになるか

というヒントを与えて

こんな風に踏み込んで

伝えることにしている。

 

「君はこういう理由で

 こういったところに課題があるから

 今回選ばれなかった。

 だけど来年に向けてこういうところを

 もっと努力したら選ばれる

 チャンスが増えると思う。

 だから頑張りなさい。」 

 

自分で考えた目標を達成したのに

それでも選ばれなかったとすると

選手は監督に不満を絶対に覚えるでしょう。

だから選ばれなかった理由をきちんと

監督の口から説明して選手に納得してもらう。

チームづくりってこういう当たり前の

繰り返しなんですよね。

 

当たり前なことを当たり前にやる大切さ

みたいなのを改めて読んで感じました。

 

目標達成への過程は1日にしてならず。

小さな努力の積み重ねですね。

自分も頑張ろう。

 

今日はここまで。