なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

背水の逆転劇。プロゲーマーの思考

さて、昨日勝間さんの本と一緒に買ってきた本。

梅原大吾さんの「勝ち続ける意志力」
勝ち続ける意志力 (小学館101新書)
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プロゲーマーのウメハラこと梅原大吾さんの本なんですが、
これは皆読んだほうがいいよ。とオススメ出来ます。

まず一般の人はだれその人レベルなんだろうけど、
格闘ゲームの世界では名前の知れた有名人なんです。
タイトルの背水の逆転劇は最も有名な試合の一つで
後にそう呼ばれるようになったってことなんですが、
要はもうあと一撃で梅原さん側のキャラが死んじゃう
ってなってるのに、相手の出す技をブロッキングという
特殊なガードで全部受けきって、スキを逃さず
必殺技を叩きこんでいるのです。

年齢も謎中と同じ30歳。
この間ブログで書いたマラソンランナーの藤原新さんといい
何か同年代の人のことに触れることが多い気がするけど、

多分それは今自分が人生の中で色々と転機を迎えているから
かもしれないです。同じ年代の人が活躍しているのを見ると、
自分も頑張らないとな、と元気をもらえる気がするからなのか
最近同年代の人の事を見たりする機会が多くなった気がします。

そんな本書ですが、読んだ感想は、
この人は本当に愚直なまでにその道を極める人、侍みたいな人だな
ということです。書いてある内容は本当に普通の人の感想なんですよね。

まず最初の心意気が、
「ゲームにプロはないけど誰に見せても恥ずかしくない努力をしよう。」
から入ってますからね。そりゃ強くなるわけです。

勝つことは結果をだすという言葉に置き換えるとわかりやすいと。
勝ち続けるということは結果を出し続けるということ。

それがいかに難しいか、またそれを難しいことを成し遂げるにはどうしたら
いいかっていうのが、すごくわかりやすく書いてあります。

本人が自分の最大の武器は

「あきらめずに起き上がって戦うところ。」

と書いていますが、
一つのことをコツコツと地道に極める姿勢を続ける
という何ともシンプルなことです。

どうすればゲームが上達しますか?という質問の答えが

「とりあえず目の前の階段を5段登ってみて下さい。」

という答えがすべてなんじゃないでしょうか?

1度ゲームの世界から退き、プロの麻雀打ちを目指すも
それも挫折し、まっとうな職に就こうと介護福祉士の仕事をやって
ゲームに戻ってくるまでの流れはまさにプロゲーマーという職業
になるために必要な物語だったと思えるような人生ストーリー。

そしてプロのゲーマーとして

「全盛期は今ですよ。間違いなく今が一番強い。」

と自信を持って言葉にできる凄さ。

誰しも、たぶん壁にぶつかり、悩みもがき苦しむ人生。
そんな人生を送ってきた中で、ゲームのプロとして生きていけることの
素晴らしさを書いてあるのに、純粋に感動しました。

努力は人を裏切らないんですよね。
どんなことでも、地道にコツコツとやっていけば必ず結果は出る。

当たり前のことを当たり前に続けて継続出来るのもまた才能なのかな
と思わせてくれる本でした。

コツコツ好きなことを続ける。
今自分はランニングがそれになるのかな?
体重は全然減らないですが、
健康維持のためにぼちぼち続けていきたいです。
あと、仕事もぼちぼち決まればいいな。
自分で納得出来る仕事につけるように頑張ろうっと。


でわでわ、またね。