なぞちゅうのはてなブログRX

30代の特撮好き。特撮以外も雑多に好き。好きなモノを好きな時に色々書くブログ

2020.02.20 読書感想文 古坂大魔王「ピコ太郎の作り方」

 

昨日のブログは時間が無かったこともあって

起きにいったブログ記事だったんで

今日はちゃんとを書きたいと思います。

 

ピコ太郎のことを書いた

古坂大魔王さんの

ピコ太郎の作り方。

 

サクッと読めたし

面白かったのでKindleアンリミテッド

入っている人は読んでみてください。

ピコ太郎のつくりかた (NewsPicks Book)

ピコ太郎のつくりかた (NewsPicks Book)

 

とりあえずいくつか

気になった部分を引用。

 

P273

笑いなどの芸能はあくまで生活の余白であるついでなのだ。

だからその余白こそが実は人間にとって計り知れないパワーになる。

 

p348

徹底的にマニアックにこだわるけど

お客さんにわかりやすく差し出す。

この矛盾を越えられた時に大人から

子供まで世界中の人が愛してくれる

コンテンツになっていくのだと思う。

 

「PPAP」をリリースした直後

TRFのDJ Kooさんからこう言われた。

「ずるいよ!いい!あのトラックヤバイよ!

今どき808(ローランドのリズムマシン「TR-808」)

であのスネア刻むなんで、それむしろ新しいよ!」

DJ Kooさんにそう言っていただき、

「そこを解ってくれましたか!」と嬉しかった。

 

P722

人生に無駄はない。紆余曲折を経て様々な仕事を

経験し、時には回り道をしているように見えても

その時の苦労や工夫は後で繋がって全部生きる。

努力はその時報われなくても努力した自分が

出来上がっている。

今自分がしている経験は将来に生きる

芸の肥やしになる。

 

P822

ネットでバズを生み出す3つの条件は

「多面的」「一極集中」「スピーディー」

 

 

ピコ太郎はジャスティン・ビーバーが

Twitterで紹介したことで世界にバズった

みたいなのが定説なんだけども、

バズる下地を本当に地道に古坂大魔王さんが

やっていたんだなぁとこれ読んで

改めて解りました。

 

関ジャムの音楽番組でも同じようなことを

話していたんだけども、

もう音楽のマニアックな曲作りを徹底的に

こだわって作って後輩とか知り合いに

紹介してもらって下地を作っていたところへの

ジャスティンブレイクだったとw

 

僕らがよくやる勘違いの一つに

この下地をこだわる、徹底的に作り込む

をやらずにとにかく出すということを

やりがちということがあるかな。

やっぱりそこのクオリティがないと

それこそ多面的に広がっていかないのよね。

 

自分のブログは多面的に広がらなくても

困らないんでそんなにクオリティに

こだわってないのですがw

 

作り込むにはやっぱり時間がかかるんで

そこを解った上で妥協に妥協して

自分はやっているんだけども

やっぱり選ばれるもの、バズるものって

総合的にクオリティが高いと思う。

 

高いクオリティのものを出し続けるって

中々出来ないことだからね。

でもそれを地道にやり続けた人の所に

光は差し込むってことでしょうかね。

 

自分もこれやってみたいなぁ

みたいなのを地道にやっていく。

そんな感じでいきたいと思います。

 

今日はここまで。